2019年5月8日に、国家知識産権局は第40102号無効宣告申請に関する審査決定を発布し、Mideaが所有する201420326162.X、「食器洗い機」という実用新型特許権が全部無効であると宣告しました。ここまで、Mideaは裁判所で当該特許に関して起こした特許権利侵害訴訟は実質的な逆転が発生しました。

2018年年初、Mideaは所有する三つの特許権で広州知識産権裁判所に訴訟を起こし、佛山百思特またはその取引先にこの案件に関わる三つの特許権製品を製造したり、販売したりすることを停止し、またそれによりもたらした経済損失を賠償することを要求しました。その三つの特許権はそれぞれヒートポンプ、ベースレイアウト及びモータ部品に関わります。広州知識産権裁判所は既に一審判決を下し、百斯特が当該特許権を侵害することが成立すると判断し、被告側である百斯特が原告側に100万元を賠償し、また当該権利侵害製品を製造したり、販売したりすることを停止すると判決しました。
 
国家知識産権局が発布した第40102号無効宣告に関する審査決定はその中のベースレイアウトに関する特許に関わっています。関係司法解釈規定に従い、Mideaは裁判所で当該特許について起こした権利侵害訴訟を撤回しない場合、裁判所はMideaの起訴を却下すると裁定します。当該無効決定が当該特許に関して起こした第四の無効で、全部で八人が当該特許に関して訴訟を起こしました。

 
法律規定に従い、特許権者が当該無効決定に不服する場合、3か月以内で北京知識産権裁判所に行政訴訟を起こすことが可能です。
 
無効決定に関する具体的な内容は添付ファイルを参照してください：第40102号無効決定。